新国「ドン・カルロ」

行ってきました。
一言で、素晴らしかった〜〜〜

やっぱり大村博美さんは素晴らしい。じゃなくて、「素晴らしすぎ」です。

大村さん扮するスペイン王妃エリザベッタの「Tu che le vanita (世の虚しさを知る神よ)」というアリアがあるのですが、これは私の大好きな曲なんです。

私がオペラと出会いたての頃マリア・カラスのアリア集のCDで聴いて、カラスの表現力もさることながら、曲の持つパワーに圧倒されてしばらく放心してしまった曲です。何しろ、イタリア語などさっぱり分からない私が歌詞の大体の意味が解ってしまったのですから。そんな大好きな曲を大村さんが歌うなんてワクワクだったのですが、期待以上に素晴らしかった。もっとずっと聴いていたかった〜。

何というか、大村さんの歌は理屈でなく涙腺に来るのです。今日もエリザの最後の独唱シーンは目ウルウル(;_;) こんな素晴らしい歌が聴けてホントに幸せ。

あとのキャストも素晴らしかったです。ピッポも渋かったし、エボリは美人だし。特にロドリーゴは去年「マイスタージンガー」で憎まれ役のベックメッサーをやった人でした。凄い美声で、なかなかカッコよかったです。でも、プロフィール用の写真は頂けない!!替えたほうが良いってば!!・・・替えたほうが良いといえば、裁判長役の妻屋さん。この人ももっと絶対いい写真があるはず・・・と思ってならない。 あと、合唱も素晴らしかったなー。

ま、それはさておき、ドンカルロで休憩1回ってキツイよ〜 前半1時間45分も休憩無いなんて!そんなもんだっけ?