椿姫〜ラ・トラヴィアータ〜

「E Strano」をレッスン曲に決めたときの会話。
私:ヤッタ〜♪♪ついにですね〜☆☆
師:嬉しいですか?
私:やっぱE Stranoって素人の憧れでしょ?もうこれ歌えたら引退してもいいくらいですよ。
師:そう?ヴィオレッタを歌うのはソプラノの憧れかもしれないけど、この曲は憧れじゃないですよ。。。

と、バッサリ言われたのだった(笑)
先生には3幕のアリアのほうがよっぽどイヤな曲で、しかもアリアの前に手紙を読むセリフが難しいんだって。イタリア語っぽく喋ろうとすると「何そのナポリ弁みたいなの!!」と師匠の師匠(怖いイタリア人)に一蹴されるそうだ。

そんな「E Strano」だけど、これほど演奏機会の多い曲はないと思う。私の持ってるCDは全幕版2種類、DVDは3種類くらいしかないんだけど、黙ってても集まるのがラ・トラヴィアータ。家にはテレビの録画だけで5,6種類全幕版がある。アリア単独でCDや録画をかき集めたら20種類くらい集まりそうな勢い>でもまだこんなの甘いよね?>てるぜん様

演奏機会が多いだけでなく、名演も多い曲だと思う。私のライブラリーの中で好きなヴィオレッタは今のところカバリエ、デヴィーア、グルベローヴァのバージョン。このお三方のを聴くと「スミマセン!!」と土下座したくなるような気分になるのだ。なんていうのか、心がけが違う感じなんだよねぇ。気合といおうか・・・。やっぱヴィオレッタは気合だよ、気合。

と、聴いてばかりでちっとも練習が進まないダメ人間・・・(ー▽ー;)
しかし久々に生のトラヴィアータも聴きたくなりました。どこかでやってないかのう。