たまには書かないと・・・

ずいぶんブログも更新してませんでした。今日は土曜日、久々に家にいてのんびりしてます。プラス、歌の練習もしています。もう2時間歌って疲れたので今は休憩中。
やっと取り組みはじめたエルナーニの「エルナーニ、私をつれて逃げて」。椿姫の乾杯の歌みたいなズンチャッチャ系で、コロラトゥーラありのとっても華麗な曲。でも私の場合、こういう系統はともすると品が悪くなりがちので、あまりズンチャッチャを感じないように歌おうと思います。先ほどまだ音取り&歌詞入れをしていて笑っちゃったのは「エルナーニ」を「アルマーニ」とか歌っていたことですね(笑)
このエルナーニはかずみ先生いわく「コンクールでよく歌われる曲」。声楽のコンクールは受けたことありませんが、課題曲とかがないらしいですよ。これってピアノレスナーだった私はビックリなコトなんです。
ピアノのコンクールは絶対と言っていいほど課題曲があって、素人には到底弾けないような曲でふるいにかけられてしまうんですが、声楽の場合は何らかの指定があっても、基本的には自分の良さがいかせる曲をおのおの選べるようで、選択の幅がとっても広い。こういうのって何かオンリーワン、みたいな感じでいいですよね〜。
とあるコンクールのサイトで過去の受賞者の選曲リストなんか見てますと、私のレパートリーでも十分いけるんですよ。ピアノやヴァイオリンと違って基本的にみんな声楽は大人になってから学ぶものだし、ふと「受けちゃおうかな〜♪」なんてなりますが、これがまた声楽の世界の深遠なところ。曲はとりあえず歌えても私なんかは楽器としてはまだ全然未熟だから。一人前の楽器になるにはまだまだ修行が足りません。

しかし、この曲の歌詞。ヒロインのエルヴィーラはエルナーニという山賊の恋人がいますが、明日はスペイン大公のシルヴァに結婚式を控える身。「エルナーニ、私を連れて逃げて。私にしつこく付きまとう、あの汚らわしい老人から奪い去って。あなたとなら洞窟だろうと荒れ果てた地の果てでも平気よ、どこにでも付いて行くわ。二人の行く手には楽園が待っているのよ!」てな歌詞なんですけど・・・・
私は、洞窟暮らしと野宿は絶対にむりざんす。
リッチな老人との安穏な暮らしを選ぶだろうなぁ・・・・
と思った時点でもう人生守りなんだなぁ、なんて寂しく思ってしまいました。