レーピンベトコンなど

今日はマンションの定期点検のため、いろいろな業者の人が入れ替わり立ち代り来る・・・はずだったので、家でじっと待機。ったくもう、いい天気なのにさ。結局、ドアノブの修理を頼んでいた業者が日程を間違えたということで、全部はやってもらえず来週も来るのだとか。まったく・・・ ほんと、ここの業者さんはいつもこんな感じ。
暇だからという訳ではないけど、昨日録画しておいたレーピンのベトコンを聴いた。まあこれはあまり好きじゃない演奏だけど、録画で聴くと「それなり」に聴こえる。素晴らしい演奏も「それなり」に聴こえてしまうのが録画の怖ろしいところだけど。
レーピンのカデンツはよく演奏されるクライスラー版だったみたい。実演のときはよく分からなかったんだよね。しかし速い速い。そこまでの鬱憤を晴らすかのように軽妙だ。
暇に任せて他のCDも聴いてみた。ヒラリー・ハーン×ジンマン×ボルティモア響、ヘルマン・クレッバース×ハイティンク×コンセルトヘボウ響。この二人もクライスラー版だけど、なんだかレーピンとは違って聴こえる(^^;) ちなみに、1楽章のカデンツに入るまでの時間、カデンツ演奏時間は以下のとおり。レーピン:20’48、2’55 ハーン:19:30、3’40 クレッバース:19’40、3’20 今回のレーピンのベトコンは遅さが気になったのだけど、こう見てみると他2版より1分以上長く、やっぱり遅い。で、カデンツは速いということが分かった。ちなみに、ベトコンでは私がよく聴いていたのはハイフェッツ×ミュンシュ×ボストン響。カデンツはアウアー版なのでタイム比較はできないけど、カデンツに入るまでが何と17’00!超高速のベトコンなのだ。でも、すっごいカッコいい演奏〜シビレル〜(@▽@)
堅いものを食べてた昔の人の音がする・・・なんて言ったら怒られるんだろうなぁ。