魔笛

カトレア〜♪

ティアラこうとうにて「魔笛」鑑賞。これにはお師匠様がパミーナ役でお出になっていました。お姫様役を好演(^^)しかし二階の後方にも関わらず私はオペラグラスを忘れてきて、お陰で細かい表情など全然分からずじまい。今回、芝居の場面は日本語で進行し、ところどころ芸術監督の岡村喬生さんのナレーションが入ったりして、字幕ナシでもとても分かりやすい舞台でした。ナレーション入りとはいえお子様向けという訳ではなく、とても楽しかったです。
ですが私実は「魔笛」を通して見ることが出来ない体質みたいで・・・。家にメトのDVDをはじめ、数個の映像があるにも関わらず、いっつも途中で寝てしまい全部見られないんです(ーー;)「さすがに生なら寝ないだろう」と思っていったのですが、すみません、ちょっと寝ちゃいました。お許しください〜。
申し訳ないのですが、やはり私は「魔笛」の芝居の部分が苦手みたいです。もともと芝居小屋でやってた庶民向けの娯楽ですから、B級で全然OK!なんですけど、学芸会みたいな話のくせにあの美しい音楽をしょっちゃっているでしょ?歌と芝居、シリアスとお笑いなどのあらゆるバランスが難しいんだと思います。先日見た「モーツァルト!」の舞台にて麗しのシカネーダーが言っていた台詞「エンターテイメントは芸術ではないが、これほど難しいものは無い」が身にしみました。はい。でも生を見た良い機会ですから、魔笛、これからはちゃんと見てみます。すみません。
追記:今日、帰りがけにお花のお裾分けを頂きました。観客に配るなんてアットホーム。大輪のカトレアが入っていたのでラッキーです。携帯で取った写真ですが、どうかな?