ヤマト

会社のK先輩にヤマトの話をしたら映画版のDVD5本も貸してくれました。相変わらず何でも持っていらっしゃる・・・(^^;)主人(同い年)と一緒に1枚目を見ましたが、私達はヤマトをリアルタイムでは見てないようです。私どものリアルタイムは「うる星」「アラレちゃん」とかのソフト路線なのだとか。まあ、それはさておき・・・。
ガミラス星人が攻めてきて放射能漬けになった200年後の地球、そこで人々は地下暮らしを余儀なくされ、地球防衛軍の勇者達が宇宙の最果てイスカンダルにあるというコスモクリーナーなる装置を受け取りに行くという話・・・。なるほどぉ、こんな話だったのか。年をとるというのは理解力もそれなりに増すから悪いことじゃないなと思いました。
ガミラス人は顔も真っ青でほんと悪人面。ガミラス星も荒廃していてやぶれかぶれに地球を攻撃している割に軍の組織がしっかりしてるし、資金も潤沢そう。でも、手に入れようという地球にこんなにダメージ与えて何の得になるのか?200年後なら石油とかも枯渇してると思うし、ほかにどんな魅力ある資源があったというのか。人智かしら?などとゴチャゴチャ考えつつ・・・。いや、あんまり深く考えると返ってつまんないか。ガミラス人はただの悪の象徴で良いのかも。
しかし地球防衛軍、「血気盛ん」というのがぴったりですね。熱いわ〜。「ここは男らしく撤退しよう」という艦長命令を「戦って戦って戦い抜いて一人でも多くの敵を倒して死ぬのが男じゃないですか!?」といって敵機に突っ込んでいく熱血漢は古代進の兄貴の古代守(すごい男前)。まあ男前の兄貴だから男前でいいんだけど・・・。でも、貴重な戦機を犠牲にしてその単独行動はいかがなものかしら?と突っ込みを入れている私は妙に「経営側」っぽい(笑)。でもその守さんは戦死したかと思いきやイスカンダルにいたんですね。そして女王スターシャと恋に落ちている(スターシャは申し訳ないけどK姉妹に見えてしかたありません。妹に一人で地球にお使いをさせているあたりもK子お姉さまのよう)。イスカンダルに到着した弟、進が「兄さん達はイスカンダルのアダムとイブになったんだ」という台詞が妙に楽しかったり。時代がかったアニメでちょっと辛いかなと思っておりましたが、突っ込みを入れながら意外と楽しんでおります。
そもそもなんでヤマトが見たかったかというと、佐○木功の歌が聞きたかったからなのですが、このDVDは最初真っ黒の画面のままで「さらばー、地球よー」と始まるのです(製作側の事情があったようですが)。すごいバリトンというイメージでしたが、少なくとも当時はテノールの粋かな。この人もやっぱりドミンゴ系でとってもヒロイック。しかし彼の歌い方って品があるんですよね。真のヒロイックというのはビブラートやこぶしを極力排除したところに出るのだな、と非常に勉強になりました。
しかし「ラララ、真っ赤な〜・・・スカーフ〜」は何ゆえ?