くーるびず

導入から2ヶ月くらい経ちましたか。当初、私の周りでは大不評だったクールビズ。国会が村の寄り合いにしか見えないだの、あんなダサい格好じゃホリエモンのほうがましだの色々と言っておりました。最近、すこしずつ周りのオジサンたちが変わってきています。最初、白ワイシャツと普通のスーツのズボンって感じが大半でしたが、半袖カラーシャツとコットンっぽいパンツなど合わせているオジサンなんかも出てきて、なんか微笑ましいです。「今日のシャツかわいいですね。」とか服装の話も出来たりして。
ただし、ちょっと心配なのは家計への影響です。いきなり政府の発令でお父さんたちがオシャレに目覚めなければならないなんて事態を奥さん達は考えていたのでしょうか?普通、一家の家計にお父さんの衣装代なんて予算は組まれてないハズ・・・。家計への負担は大きいいでしょう。結構深刻な話だと思うけど・・・。
そんなお父さんたちが駆け込むアオキや青山、あるいはユニクロなどに、クールビズにしっくりくるいい感じのシャツやコットンパンツが豊富なバリエーションで取り揃えられているでしょうか?多分ですけど、ないでしょう。政府が唐突に宣言したものだから、駆け込み需要対策は不十分だったに違いありません。小売もメーカーも大きなビジネスチャンスを逃したものです。しかし、ほんとにオジサンたちがおしゃれになれるのは来年以降かもしれませんねー。
おしゃれって、今年買った服ばかりを着ている訳ではないですよね。私なんかかなり無頓着ですが、こんな私でも毎年何かをちょっとずつ買い足して、年月かけて集めてきた去年までの服に合わせているという感じです。まあそういう意味では洋服という固定資産を持っているわけです(大した額じゃないケド)。オジサンといえばスーツとゴルフウェアしかなく、何十年もおしゃれを怠けて来た人が多いんじゃないかな。まったく資産が無い状態で、いい感じにドレスダウンしたビジネススタイルの為の初期投資って結構かかると思いますよぉ〜。政府もほんとにクールビズ導入したいんなら税制優遇措置くらい取るべき。洋服代上限10万円までは課税対象にしないとかさ。
まあ、完全にヒトゴトって感じですが、一応心配してたりします。でもオジサンがおしゃれになるのは大賛成。頑張ってくださいね☆