オペラ座の怪人のリピーター

何度行ったと思いますか?昨日で5回目です。何にはまってるって?それは毎回ツボが違うんです。しかも今回は有楽町マリオンの映画館でファントムの仮面を見ることが出来ました。なんかプラスティック製っぽい白い仮面でした。本物は皮だったというけど、これはレプリカなんだろうか。ジェラルド・バトラーはじめ出演者のサインもありましたが、ちっちゃいプレートになんか書いてあった言葉が暗くて読めなかった。残念。
オペラ座の怪人って、よくできた建築物や彫刻みたいなものです。前後左右、上下ななめからみても楽しめてしまう。俳優も良いし、楽曲もいいし、美術も良いし、演出も、伏線も・・。ちなみに昨日のツボはラウル、クリスティーヌの墓碑(Countess de Chagnyとなっています。Countessは伯爵夫人でしょ?ラウルはVicomte なのに。ラウル、伯爵に昇格?)そしてファントムのマントの裏に毛皮のライナーがついているところでしょうか。今までマントの裏になんか白いものが見える・・と思っていたら、これは毛皮だったのですね。ファントム、おしゃれ〜。
数日前から2枚組のCDと、リブレットを見ながら同じ楽曲、同じモティーフが使われているところをピックアップしています。これがまた楽しい!私は本当にオタクなんだと思うけど・・。繰り返し使われているモティーフと各場面が繋がっているのではないかと思って、音楽面から「オペラ座の怪人」を理解(納得)すべく自己満足の世界に浸っています。ワーグナーではこんなモティーフの解析なんかとてもやる気になれませんが(長いから)、オペラ座の怪人ではトライしようかと思いました。ふふ。楽しい♪

ついでに、妄想を・・・
ラウルはマダム・ジリーに比べて老けすぎているような気がしませんか?私、彼は戦争に行って、戦地で足を負傷したのではないかと思うんです。映画の中で片足で歩く帰還兵らしき人が現れたのもその伏線ではないかと。それで戦争の英雄として子爵から伯爵に昇格したとしたら、クリスティーヌの墓碑銘に「シャニイ伯爵夫人」と記されているのも納得するんです。妄想、妄想・・・・