ジェラルド・バトラー三昧

ひさびさに俳優さんにはまりました。「トゥームレイダー」「ドラキュリア」「タイムライン」をDVDにてチェック。この人、この3作においてはファントムの面影まったくなし。アップの画面を一時停止して、顔の半分隠して見てみたり(ってかなり怪しい見方?)しましたが、まったく別人。ファントムへの化け方は「女形」の領域だったのだろうか・・?
トゥームレイダー2」、普段こういうのを見ないので意外と面白かったです。いろんなマシンが出てきて、舞台もイギリス、カザフ、中国、香港、アフリカ・・と一瞬のうちに変わるし、仮想現実感たっぷり。アンジェリーナ・ジョリーがいかに素晴らしいかという映画なので、ジェラルド・バトラー(GB)演じる彼女のかつての恋人である傭兵は悲しいかなただの引き立て役。超〜〜マッチョだけど、どういう訳か貧相に見えるというか情けないというか・・ 彼女に情熱的に迫りつつ、いつ裏切者になるか分からない、というギラギラ感が足りなかったかも。優しさ、可愛らしさが勝っている感じですね。一因には坊主頭が似合ってないということがあるんでしょうが・・。そのせいかラブシーンもドキドキ度低い。でも凄まじいアクションをこなされてますね。それは脱帽・・・。それから、この映画の悪役の親玉(科学者)にオペラ座の怪人に支配人フィルマン役で出演していたキアラン・ハインズが出ていました。映画の世界も意外と狭いものなんですね。
「ドラキュリア」、これも未知の世界。B級なんだろうな、と思ってましたが意外と面白かった。ドラキュラは実はユダだったらしい、という話です。このGBはかなりイケメンで、衣装がマトリックスのキアヌのよう。ドラキュラが美女に向かって「お前の魂がほしい」なんていうノリはファントムに通じます。ユダとしてのドラキュラが、「イエスを裏切ったのはイエスの運命だったから、そしてそれが私の運命だったのだ」という所はすごい熱演で、「これこれ、これがこの人の真骨頂よ」なんて思いました。このドラキュラはとてもクールで、女性を投げ飛ばしちゃったりするんです。もうちょい紳士でないと嫌かも。相手役の女性はとてもチャーミング。伊藤美咲に似ています。
「タイムライン」は中世にトリップしてその時代の女性と恋に落ちる学者の役。この映画で一番おいしい役どころなのでは。学者にしては異常にマッチョです(一人だけ脱いでたし・・)。髭、髪もボーボーでかなりワイルドですが、私はこのくらいが好きです。これ見て「クイック・アンド・デッド」でラッセル・クロウを初めてみたときを思い出しました。(違うかな?怒られちゃうかな?←誰に)でも私あれですっごくラッシィにはまったんです。ストーリー自体はお子様向けであまり好きになれません。ただ、女性を口説くGBが堪能できました。しかしあの口説きっぷりはいい!情熱的で紳士的で。「007」の候補に上がってるとか?それもいいですねぇ。だけどクライヴ・オーウェンも上がってるようなので、迷う・・。両方見たい〜〜
うう・・すっかりミーハーなんだけど。