レッスン日

「Donde Lieta」のレッスンでした。前の人のレッスン中、自分の楽譜を見ていたら「あー、ミミってもう死にそうで、しかも恋人と別れる決心をしたんだ・・」と思うと悲しくて涙が出そうになりました。可哀想〜〜。
それはさておき今日の発声。汚い声ではありましたが、ハイ#Cまで出ました。私もここまで出るんだと思いました。先生はもっと出ると言ってくださってますが、どうなんでしょう。自分はメゾだと思い込んでた時期があったくらいだから・・・。でももしもうちょっと高い音が出たらヴィオレッタのアリアが歌えるのになぁ・・なんて欲はつきませんね。
またまた「オペラ座の怪人」の話で恐縮ですが、歌をちょっとかじる者から見て、クリスティーヌの役は相当難しいと思います。あの音域の広さ、表現の幅といったら「完璧に歌うなら違うタイプのソプラノ3人が必要」といわれる椿姫のヴィオレッタに匹敵する役どころではないでしょうか。「The Phantom of the Opera」の最後のヴォカリーズは、サラ・ブライトマン版で三点ホ(ハイCよりさらに2度も上)、エミー・ロッサムは半音下げて三点#ニ←これがヴィオレッタの最高音ですから、すごいことです。本当にそういう声に生まれついた人にしか出ない音域だと思います。グルベローヴァナタリー・デセイなんか朝飯前で出そうですけどね。しかしエミー・ロッサムは10代であの歌をこなしたし、オペラ歌手になっても良かったんじゃないかと思いました。来日イベントで歌を披露したときは「あー、もう全然歌ってないな」という声になってしまっていて・・・(--;)もったいないことですね。