発明の対価

青色発光ダイオード訴訟、発明者の中村氏は8億円の和解金で降りました。疲れてしまったんだろうけど、もうちょっと頑張ってほしかったなぁ・・もぉ・・
例えば三大テノールは1ステージ○千万円のギャラで、年間100公演も歌えば年俸は10億を超えることになります。でも興味のない人にとっては三大テノールがこの世にいなくともまったく影響がないことです(私には影響が大いにありますけど)。青色発光ダイオードは信号機や携帯電話など、知っていようがいまいが、いやおうなしに私達の生活に関わってきます。その社会的影響を考えたら三大テノールと比較にならないですよね。
最近、サラリーマンに「成果責任」が問われ、報酬も一律でなく成果を反映したものになってきています。一般的にのん気屋さんが多い研究者の方々もそれは同じです。成果責任を明確にすることとトラブルを避ける意味で、前もって売上高の何%を報酬として得るとか、取り決めておけばいいのかなぁ・・と思います。やっぱり大きな発明があればそれだけで大きなマーケットが広がるわけだから・・それ考えると研究者は億円プレーヤーであっていいと思います。