ひまな休日

昨晩寝付かれず、録画した2004年ウィーンフィル来日公演&ベルリンフィルを見ました。これ、行った人に聞いたら本当に良かったみたいですね。ウィーンフィルはいつか生で聞きたいものですが、チケットは高いし、すぐに売り切れちゃうし・・・
この日の指揮はヴァレリーゲルギエフ、ラフマのピアノコンチェルト3番のソリストはイェフム・ブロンフマンでした。ラフマ3番は最近弾く人が増えましたが、これはピアノ曲の中でも難曲中の難曲でトライするだけ凄いです。でも今まで完璧に弾けた人は聴いたことないんですよね・・・ブロンフマンは良いピアニストですがやっぱりミスタッチが多いと思いました。これは彼に限ったことではないのですが、オケだけ聴いていたいような気分になってしまったんですよね。
その後のチャイコ4番は圧巻でした。ウィーンフィルの何が凄いって、とにかく各パートがバッチリ合っていて、普段の演奏会では聞こえてこないようなフレーズが存在感を持って聞こえて来るんです。ゲルギーも気持ちよく振らせてもらっているというように見えました。いやはや・・・ウィーンフィル、凄いの一言です。
ベルリンフィルアテネの野外劇場でやったコンサートの5分ほどの演奏でした。ラトル指揮でシェーンベルク編曲のブラームスピアノカルテット1番でした。これも凄いですね。あの速いパッセージ、普通のオケなら空中分解でしょう。ウィーンフィルベルリンフィルの2大オケの天下はまだ続きそうです。

しかしまだ寝付かれず、借りてきたコーエン兄弟監督「ディボース・ショウ」のDVDを見て寝ました。これはこんな寝付かれない夜にはピッタリのコメディでした。ジョージ・クルーニーが離婚訴訟の第一人者の弁護士、キャサリン・ザタ・ジョーンズが次々と金持ちと結婚・離婚し財を蓄えていくという逞しい女性を演じてます。アメリカのセレブは結婚する前に、離婚したときの財産分与についての協定書を作るんですね。まあ庶民には関係ない話ですが。

結局2時過ぎまでDVDを見て寝て、起きたのは12時。さすがにちょっと寝すぎたかと思い、ダンボール箱の中に入ったままのCDなどの整理などしました。その後ちょっと買い物に出ましたが、なぜか1m近いゴールドクレストというグリーンを衝動買い。今までそんなもの買ったことないのですが・・ちゃんと育てられるんでしょうかね。私サボテンを枯らしたことある女なんですよ。