またもや曇天。今日はレッスン日

今週末は主人が出張で不在。昨日の土曜日は私も久しぶりの休日出勤でゴザイマシタ。一人きりのオフィスで黙々と仕事をして、ちょっと息抜きにネットで新国のサイト等を見ていたら、嫌味で有名なKさんが現われて「何してるの?」とか聞いてきて・・・「ちょっとネットでリサーチを(おほほほ)。」と机に出しているアトレカードを隠しつつ、「ふーん、あっそう、仕事ね」だってさ。何で休日に他の部署、しかも違うフロアに来るのよねぇ。まったく偵察みたい。いやらしいわよね。
ちょっとケチをつけられた感じで不機嫌モード。ビデオでも借りて帰ろうと思ってツタヤに寄りました。いろいろ迷った挙句に「ミリオンダラーベイビー」を借りました。昨晩はいろいろやることがあって見られず、今朝起き抜けにそれを見ちまいました・・・マジやばいっすよ、この映画・・・・ずっとこれはサクセスストーリーだと思ってたのに、フタを開けてみたらこんな可哀想な話とは。
人生には節目節目に「選択」の時があって、最終的な結末はその選択の結果なのかもしれないけれど、結果は後にならないと分からないんですよね。あらかじめ自分に与えられている運命や自分の器の大きさが分かっていたら、大怪我をしなくて済むのかもしれない。「人生で戦える試合の数は決まっているらしい」という台詞があったけれど、今日がその最後の試合だなんて分からないし、分からないから戦えるのかもしれない。うーん、なんだか「かもしれない」が多いけど、とにかくずっしりといろいろ考えました。自分があのような絶望的な事実とある日突然向き合わなければなくなったら、どうなるのか・・・と考えるきっかけをくれた映画でした。
そんな映画を見ちゃった後、すっかり意気消沈してしまったけれど、今日は夕方レッスンがあるので練習開始。「神よ、心に安息を!」「神よ、なぜこんな辛い運命をお与えになるのですか」「今の望みはただお墓にはいること」、こんな歌詞も今日はすんなり入ってきました。ミリオンダラーみたいな状態だったらこういう台詞も言いたくなるさ・・・
ところで今日はパミーナの初レッスンだったのですが、ドイツ語の発音注意されまくり。フランス語では母音を注意されたけど、ドイツ語のキモはやっぱり「子音」らしい。まあ、ちょっとこれは慣れないことにはどうしようもないけど、もう一つの課題、頭声発声の方はとてもカンがよろしい、と褒められました(うふふふ♪)私は高音を細く出すというのが苦手だと思っていたのですが、今回パミーナのようないつもと別モードの曲をやってみて、なんかコツが分かってきたのですよ。歌をやってると、体の中が透けて見えればどんなにいいか、と思いますよね。「喉開ける」「うしろに引っ張る」「狭いトコに入れる」「声集める」最初は、「んー、何言ってんですか?先生」って感じでしたが、だいぶ分かってきましたよ☆ま、とにかく練習あるのみですね。